プロフィール

Author:うえけん2525
横浜市在住。情報システム関係に勤務。
2003年から日本株を始める。今では投資信託を中心としたアセットアロケーションを構築し、長期的な視野に基づいた資産形成にチャレンジ中。
このブログでは、この悪戦苦闘する日々を記録していきます。


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個別銘柄の記録

=説明=

このコーナーは、2006年6月2日から2008年4月13日まで記録した楽天ブログのうち、個別銘柄の記事をピックアップしたものです。

ゆえにデータ・数値等も古く、また計算が少し間違っていたりするので、その旨ご了承ください。

また、MicroSoftWordからWebページに変換している都合上、Windows以外のOS等機種によっては見えにくいことがあります。

【追記】(平成20年7月15日)

その後FC2ブログで記載した銘柄についてもあわせて保存しておくこととしました


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(2008/10/09)
山口 揚平

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山口揚平氏の新作。前作「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」はDCF法を分かりやすく解説した良書であり、個人的にも株式セミナーに参加するなど立派な著者の「ファン」といっても過言ではない(すべての考え方に同意しているわけではないが)。

現在の株式市場は惨憺たるもの。こういうときこそ、調査・研究して安い値段で優良な企業の一部を所有する絶好の機会であるにもかかわらず、どうしてもそのモチベーションは停滞しがちである。

この本は、そうした意味で「株式投資」という行動に対して刺激を与えてくれる。

DCF法にしろ、低PER戦略しろ、EV/EBITDA倍率にしろ、多くの株指標がある中で、単純に安いだけの理由でその銘柄に飛びつくことは大きな失敗につながることが多々ある。それは「安い」のは「安い」なりの理由があるからだ。

一見、当たり前の話であるが、ではその価格以外の要素において、投資対象となる企業に対してどのような観点から調査に当たればよいかといった手法を、実際に上場している企業を例にとり、9つの分野に分けて解説したのがこの本である。

内容としては極めて平易に記述されてとても読みやすい。ただ、この本の表題どおり、この本の主旨は私たち読者が同様の作業を実践する礎を築くことにある。著者のように明晰にその企業を見つめ分析するには相当の努力と時間を要すると思われ、こうした努力に基づく分析と(あたるかどうかもわからない)将来予測がどこまで有効か、という非難もあってしかるべきである。

さらに、時折「○○かもしれない」、「○○すべきである」、「○○と思われる」といった他人事のように評論じみた表現が目立つため、歯切れが悪い印象を与えると同時に、これまで培われた豊富な知識・経験を持つ著者と読み手との間に「カベ」を感じさせられてしまう。

しかしながら、自分の投資対象について詳細に知る努力は忘れてはいけない。この本をきっかけにして、より良い投資先を探してみようと奮起する次第である。

いずれにしても、本書は普通の株式投資本と期待して買ってはならない。

この本が単なる「読み物」なのか、それとも「株式投資における良書」として機能するかは、読み手である私たち次第である。


テーマ : 資産運用 - ジャンル : 株式・投資・マネー

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